この記事では元バンカーの私が誰でもできる資産運用の方法や基本について解説します
なるべく分かりやすい言葉で説明しますのでぜひ一緒に資産運用を始めてみましょう!
この記事で分かること
資産運用の基本
最初にお伝えしたいことは基本を抑えていれば資産運用は誰でも簡単にできるということです
日本ではお金について学ぶ機会が少ないので「投資」「運用」といった言葉に抵抗がある方も多いかもしれません
ですがきちんと勉強すれば誰で簡単に始めることができます
このブログで資産運用の基本をしっかり身に付けていきましょう
長期×分散×積立投資
個人で資産運用する場合は長期×分散×積立投資がおすすめです
長期×分散×積立投資がおすすめな理由は
この記事ではポイントを絞ってお伝えするので長期分散積立投資について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください
長期投資
基本的にほったらかしでOKです
毎日値動きを気にする必要もありません
年に1~2回残高を確認するくらいで充分だと思います
期間は15年以上を想定しています
最低でも10年以上の期間が必要だと思って下さい
分散投資
今はどんなに成績が良い会社でも10年、20年後はどうなっているか分かりません
少ない会社に集中投資するのではなく色々な会社に投資することが大切です
しかし色々な会社に投資するためには莫大な資金が必要になってしまいます
そこで出てくるのが投資信託やETFです
※言葉の意味が分からなくてもOKですのでそのまま読んでください
投資信託やETFは少ない金額で全世界の色々な会社に少しずつ投資することができます
色々なものが入っている詰め合わせセットみたいなイメージOKです
積立投資
積立投資は毎月決まった金額を投資することです
積立貯金の投資バージョンというイメージでOKです
回数を分けて買うので買ってすぐに大きく値下がりしても気にせずそのまま続けてOKです
金額は500円や1,000円でも始めることができますができれば10,000円以上積立することをおすすめします
そんな余裕なんてないという方はまずは支出の見直しから始めることをおすすめします
このブログでは簡単にできる節約術もご紹介しているのでぜひそちらを参考にして下さい
資産運用のリスク
資産運用は始める前に投資のリスクについては必ず理解して下さい
一番重要なのは元本保証ではないということです
株式の価格は日々リアルタイムで変化しているので買ったときより値下がりするなんてことはしょっちゅうあります
そこで一喜一憂せずに長い目線で考えることが大切です
投資は必ず余裕資金で行いましょう
日々値動きしているので決まった金額で解約できないというのも投資のリスクです
例えば生活費まで投資に回してしまうとマイナスなのにお金が必要で解約せざるを得ないといったことが起こりえます
そうなってしまっては本末転倒ですので生活費を投資に回すことは絶対に止めましょう
資産運用に必要な費用
資産運用のために必要な費用についてご説明します
銀行や証券会社の窓口で運用商品を買うと多くの場合購入手数料がかかります
ですが多くのネット証券では同じ商品でも購入手数料が0円です
同じ商品なら購入手数料はかからない方が良いですよね
投資信託やETFで資産運用する場合必ずかかる費用が信託報酬です
信託報酬とは管理手数料のことです
この信託報酬は商品毎に決められています
信託報酬だけ高くて中身はほぼ一緒なんて商品も結構あるので信託報酬はなるべく低いものを選びましょう
信託報酬の目安は年間0.3%以下くらいです
ちなみに一番安いものだと年間0.1%以下です
信託報酬はかなり重要なので必ずチェックしましょう
商品によっては信託財産留保額(解約手数料)がかかるものもあるので手数料がかからないものを選びましょう
資産運用で失敗するパターン
正しく理解する前に資産運用は始めると
「こんあはずじゃなかった」「もう運用なんてしない」
と残念な結果のままリタイアしてしまう可能性があります
まずは資産運用についてなんとなくでいいので正しい知識を身に着けましょう
資産運用のイメージ
よくある資産運用の間違ったイメージをご紹介したいと思います
読者の皆さんの中にもこんなイメージを持っている方がいるのではないでしょうか?
私も銀行時代に初めての資産運用の相談をすると8割くらいのお客様はこんな感じの反応でした
結論から言うと個人が資産運用する上でこのような心配をする必要はありません
資産運用はギャンブルや投機とは違い10年、20年といった長期で資産を増やすことです
※投機はFXや仮想通貨など短期的に利益を稼ぐことを目指します
このブログでおすすめしている長期×分散×積立投資では一度設定してしまえば毎日株価の値動きを確認する必要もありあません
基本的にほったらかしでOKです
正しい資産運用のイメージ
よくある資産運用の失敗
よくある資産運用の失敗をご紹介しておきたいと思います
「良く分からないけどプロの人に勧められたから買った」これは絶対にやめて下さい
基本的に銀行員や証券マンがおすすめするものは手数料が高い商品です
もちろん中には優良な商品を紹介している営業もいますがそういった人に当たる確率はあまり高くありません
資産運用は店舗の窓口ではなくネット証券から始めましょう
資産運用の制度を活用しよう
資産運用にはお得な制度がいくつかあります
このブログでおすすめしているのは次の2つです
どちらもお得に長期×分散×積立投資ができる素晴らしい制度ですが特におすすめなのは積立NISAです
正直なところ詳しいことは分からなくても積立NISAさえやっていればとりあえずOKです
積立NISAのおすすめポイントを簡単にまとめると
積立NISAやiDeCoについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください
運用商品
運用は基本的に株式でOKです
正確に言うと株式の投資信託やETFを購入することをおすすめしています
運用商品について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください
投資信託やETFを買うことで日本だけでなく世界中の株式やその他の運用商品を買うことができます
日本だけでなく世界に投資する理由や為替について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください
資産運用の始め方
これまでの内容で資産運用についてなんとなく理解して頂けたかと思いますの実際に運用を始めてみましょう
運用開始までのステップはこんな感じです
証券口座を開く
まずはネットで証券口座を開きます
事前に準備する書類はコレ
運転免許証とマイナンバーカードを準備すればOKです
マイナンバーカードがない方は通知カードでも大丈夫です
おすすめの証券口座はこの2つ
業界大手なので取り扱い商品も多いです
積立NISA以外の投資を始めるときも手数料が安いので非常に使いやすいです
どちらを選んでも大きな差は無いのでなんとなくで決めてもOKです
まずは証券口座を開設しましょう
証券口座を開設すると同時に積立NISA口座も開設することをおすすめします
既に証券口座を持っている方は積立NISAの口座を開設して下さい
運用商品を決める
積立NISAの口座を開設したら運用商品を決めましょう
運用商品を株式型で信託報酬(管理手数料)が安い投資信託であればOKです
とは言っても初めての方だと中々決められないかと思いますので実際に私が積立している商品も紹介したいと思います
※紹介している銘柄を推奨しているわけではありません。最終的な判断はみなさん自身でして下さい
私が実際に積立しているの商品はこの2つ
どちらの商品も楽天証券・SBI証券で購入できます
この2つをおすすめする理由は
年間0.1%程度の管理手数料でアメリカあるいは世界全体に投資できるなんて凄すぎです
もちろん購入手数料は0円です
窓口で買う商品だと購入手数料3.3%、信託報酬1.9%なんてものもあったりしますからね
この差は非常に大きいです
毎月の積立を設定する
運用商品が決まったら毎月の積立設定をします
無理のない範囲で構いませんが月10,000円以上の積立をおすすめします
積立NISAをフルに活かしたい方は毎月33,333円積立しましょう
※積立NISAは年間40万円まで
ここまでできたら後は年に1~2回運用成績をチェックするだけでOKです
他にすることは特にありません
ほったらかしでOKです
やってみると案外簡単ですのでみなさんも一緒に資産運用を始めましょう!
「運用は専門のプロがするので代わりに手数料を払ってね」ってことです