みなさんは目で悩んでいることはありますか?
- 近視
- 乱視
- 老眼
- ドライアイ
- 結膜炎
人によって色々な悩みがあると思います
そういう私も近視と乱視があるのでコンタクトレンズと眼鏡を併用しています
近視矯正手術、いわゆるレーシックを受けようかと悩んでいたのですが
- 角膜を削るのが怖い
- ドライアイになるかも
- レーシック難民なったらどうしよう
と不安なことがたくさんあり決断できずにいました
何か良い視力矯正はないかと色々調べていると「ICL」という方法にたどり着きました
色々調べて安全性が高いと判断したため先日適応検査を受けてきました
今回はICLのしくみや手術までの流れについて私自身の体験を踏まえてご紹介したいと思いますのでぜひ最後までお付き合い下さい
ICLとは?

そもそもICLって何?
角膜を削らない眼内コンタクトレンズのことだよ!
目の中にレンズをいれるなんてできるの!?
眼内レンズそのものはずっと前から白内障の治療でも使われているよ
ICLは正確にはImplantable Contact Lens(眼内コンタクトレンズ)と言います
日本での歴史はまだ10年くらいの比較的新しい手術なので聞いたことのない方もいるのではないでしょうか?
それでは簡単にメリット・デメリットを確認していきましょう
メリット
- 角膜を削らない
- 重度の近視にも対応できる
- ドライアイになりにくい
- ハローグレアの抑制が期待できる
- 可逆性の手術である
一番のメリットは角膜を削らないので可逆性があるという点です!
可逆性というのは元に戻せるということです
当然ながらレーシックなどで削った角膜は元に戻すことができません
ですがICLの場合、万が一元に戻したいときは目の中に入れたレンズを取り除くことができます
実際にはレンズを取り除いて戻す方はほとんどいないみたいですがなんとなく安心ですよね
※白内障の手術の際には専用のレンズに切り替えるため取り除きます
角膜を削らないということは
- 角膜が歪んでいる
- 角膜が薄い
このような方も手術をうけることができます
先生に教えて頂くまで知りませんでしたがレーシックの場合は角膜の歪みや薄さが原因で受けられないケースもあるみたいです
またレーシックは重度近視(6.0D以上)の場合は角膜の削る量が多くなるため手術できないケースもあるのですがICLなら手術を受けることができます
※重度近視の場合でも角膜の厚さが十分にある方などはレーシックを受けられる場合もあります
デメリット
次はデメリットを確認していきましょう
- 費用が高い
- 術後の生活に制限がある
- 視力の微調整はレーシックの方が優れている
ICLはレーシックと比べて費用が高いです
レーシック手術が20~40万円なのに対してICLは60万円~80万円も掛かります
金銭的な負担は大きくなります
自由診療なので病院によって金額は異なりますがしっかりとした手術の実績がある病院を選ぶようにしましょう
一応ICLは認可をもらってないと手術できないので一定の質は確保されているはずですが事前の下調べくらいはしておいた方が良いと思います
手術までの流れ

それでは実際に手術するまでの流れを確認してみましょう
- 適応検査…ICLを受けられるか検査します(約3時間)
- 術前検査…手術前に眼の状態を再度確認します(約2時間)
- 術前説明…手術前に説明を受けます、点眼薬も渡されます
- 手術…手術前日~翌日まで入院し手術を行います
- 術後検査…翌日、3日目、1週間、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年後に検査します
流れはざっくりこんな感じです
病院によって多少違いがあると思いますので先生に確認してみて下さい
①の適応検査は瞳孔を開く検査をするので車の運転はNGです
検査後は光が眩しく感じるのでサングラスを持っていくことをおすすめします
適応検査の費用は5,000円でした
自由診療なので保険は効きません
②の術前検査のタイミングで目の中に入れるレンズを発注します
私が受診した病院ではこのタイミングで手術代の半額を入金するみたいです
また術後は約1週間程度生活に制限があります
- 洗髪(美容院で行う仰向けの洗髪はOK)
- パソコン(術後の状態で判断されます。早ければ3日目くらいから使えるみたい)
- 目の周りの化粧
- 運動(軽いランニングも程度も✖)
想像より制限が多くてびっくりしました
髪が洗えないのが一番キツイですね
夏場は特に辛いと思います
美容院に通うしかないみたいです
基本的に術後1週間は目に水が入らないように生活しなければなりません
結構ハードルが高いですね
まとめ

ICLについて適応検査を受けてきた経験を踏まえてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
視力矯正で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです
ここまで説明しておいてなんですが
恐らく私はICLを受けないと思います
その理由は検査結果を踏まえて先生と相談した結果
安全性の高い第三世代の角膜屈折矯正手術「SMILE」を受けようと思ったからです
- 重度近視ではなく中度近視
- 角膜に充分な厚さがある
- ICLと同程度の安全性を確保できる
- 手術の負担が少ない
以上の理由から私には「SMILE」が合っていると判断しました
先生からも「どちらも安全性の高い方法だけど、角膜の厚さも十分でそのくらいの近視ならSMILEの方が良いと思いますよ」とアドバイスを頂いたことも大きな理由です
もちろん人によってはICLの方が良い場合もありますので一度相談してみることをおすすめします
SMILEの検査を受けてきたらまた記事を書きたいと思いますので興味のある方はぜひ読んでみて下さい
最後までお読みいただきありがとうございました