チンチロハイボールってご存知ですか?
ハイボールを頼むときサイコロを振って出た目に応じて割引受けられるシステムです
出目によってはメガハイボールになってしまうこともあります
そこで今回はチンチロハイボールがどれくらいお得なのかを考えてみたいと思います
興味がある方はぜひ最後までお付き合い下さい
チンチロハイボール
条件はお店によって違うかと思いますが今回は次の条件で考えていきます
- ハイボール400円
- ゾロ目が出たら一杯無料
- 合計が偶数なら半額200円
- 合計が奇数ならメガハイボール800円※容量も値段も2倍
メガハイボールになってしまう可能性はありますが損することは無さそうです
2杯以上飲みたいという方にとっては実質ノーリスクでチャレンジできるお得な制度ですね
それでは実際どれくらいお得なのか計算したいと思います
どのくらいお得?

条件確認とそれぞれの出目の確率を計算します
- 6面サイコロを二つ振る
- 1~6の目が出る確率はそれぞれ6分の1
出目の組み合わせは全部で36通りです
ゾロ目が出る確率は6/36=1/6
合計が奇数になる確率は18/36=1/2
合計が偶数になる確率は18/36=1/2
ここで忘れてはいけないのがゾロ目と合計が偶数になる組み合わせは重複していることです
ゾロ目ではなく合計が偶数になる確率は12/36=1/3
1回あたりの価格は?
- 無料(0円)になる確率は1/6
- 半額(200円)になる確率は1/3
- 倍額(400円)になる確率は1/2
となります
一回あたりの価格を平均するといくらになるのか計算すると
0円×1/6+200円×1/3+800円×1/2=0円+66.66円+400円
=466円
1回あたりの平均価格は約466円となります
もちろんメガハイボールのときは容量も倍になっているので損している訳ではありません
ただし1杯だけ頼みたいという場合は期待値的に割高になってしまいます
コスパは?
先ほどの計算は1回あたりの価格のみ計算でしたが次は1mlあたりの価格に注目して考えてみたいと思います
分かりやすいように
- 通常のハイボールの容量を400ml
- メガハイボールの容量を800ml
この条件で計算したいと思います
- 通常のハイボールになる確率は合計が偶数のとき(ゾロ目含む)なので1/2
- メガハイボールになる確率は合計が奇数のときなので1/2
1回あたりのハイボールの平均容量を計算すると
400×1/2+800×1/2=600ml
1回あたりの平均価格は466円なので
466円÷600ml=0.7766円/ml
1mlあたりの平均価格は0.7766円
通常のハイボールは1杯400円で400mlなので1mlあたり1円
期待値的には20%以上お得ですね!
まとめ

- チンチロハイボールの一回あたりの価格は約466円
- 1mlあたりの値段は0.77円
注文1回あたりの価格はほんの少し高くなってしまいますが1mlあたりの価格はかなり安くなるのでお得です!
しかも2杯以上飲むつもりであれば実質ノーリスクで割引のチャンスなのでやらない手はないですね!
飲み会的にはむしろメガハイボールになった方が美味しいかもしれませんね(笑)
とはいえ飲みすぎには注意しましょう
最後までお読みいただきありがとうございました